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2010年6月14日 (月)

すばらしい韓国の食事538 アグチム(アクチム)

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 1枚目、注文を済ませた後にすぐに出てきたパンチャン類ですが、なぜか、メインの料理を置く場所を作ってくれません。「ちょっとお待ちいただきますよ。それまで、これでつないでください。」という店側の意思表示なのかな?とも思います。面白いなって思ったのは味付け卵。なんか日本のラーメン屋さんのトッピングのようです。半熟ではありませんでしたけど。あとはブロッコリーにチョコチュジャン。何度も書いているとおり、チョコチュジャンは苦手ですが、これはいただきました。次はパレキム。甘めの味付けでした。最後がメインのアグチムの中で、35000Wくらいだったかな?一人では食えないので何度か泊めてもらったお家のアジュマに頼んで出てきてもらっての食事でした。場所はスユリです。

 アンコウ、本当はアクでなくアグィって言います。料理の名前など一般的にはアグで通ってしまってますので、アクチム、アクタン、アグスユクだの、日本でも有名ですよね。この、「アグィ」という言葉、日本語の「顎(あご)」の語源ではないかという説もあります。最近は使われなくなりましたが、あごの事を「アギト」という言葉も昔はありました。なるほど、アンコウって体の半分以上が頭、そしてその幅いっぱいの顎があります。さもありなん、というところでしょうか。

 初めてのソウルの時、李準圭先生に「何が食べたい?」と聞かれて所望したのがこのアグチム。アンコウの身と豆もやし、ミナリ(セリ)、そしてミトドクなんかを辛く辛く味付けして蒸し煮(汁が少なく、餡を絡める)にしたもの。韓国料理の中でも辛いほうの部類です。

 高タンパク低脂肪のアンコウの身肉、フグとともに酒飲みにいいメニューとされていますが、一緒に大量の焼酎を飲むと、あまり意味も無さそうです。そうそう、1枚目のトゥッペギはムルキムチです。辛い料理だからか、たっぷりの器で出てきました。食べたいなぁ、、、アグチム。ミトドクを噛み潰すと熱い汁とともに口の中に広がる磯の香り、あれが醍醐味です。

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