普通の韓国を探して2868 女子高校生と見学した国立中央博物館
数年前に新装成った国立中央博物館、初めて行ってみました。少し前に、最終日の使い方が下手、と自分の事を書きましたが、宿に荷物を預け、もう部屋は使いませんと言って出てきたのです。4号線の駅を降りると中学生、高校生の集団がどんどん歩いて行く、その先が国立中央博物館なのでした。
なんと入場無料、韓国、なかなか太っ腹です。日本も見習っていいと思います。この日は土曜日でしたので、校外学習として訪問しているグループが多いのでしょう。高校生3人組に話しかけ、一緒に回る事にしました。嵐のファンだという3人組、4枚目にちょっとメモしてもらいましたが仁川の高校生とのことです。まるで「子猫をお願い」ですね。
さて、3階建てですがとても広い博物館、ゆっくり見たら半日ではすみません。私も1時間もかけないつもりでしたが韓国を代表する宝物、なかなかの見ごたえでした。また、ストロボを焚かなければ写真撮影はみなフリーというのも、韓国、すごいな、って感じました。
1枚目は広隆寺のとそっくりという彌勒半跏思惟像。まぁ、この博物館の目玉でしょう。2枚目はインドのものだったかな?ちょっと面白い金属製の仏像。ちょっと欲しくなってしまいます。3枚目は韓国の金属製の仏像ですがロシアのエルミタージュに貸し出し中とのことで写真が置いてあります。なんかこれも韓国のやり方かな?って思います。
「食べられないものには興味が無い」という感じだった私ですが、韓国が好きになり、石仏、石造、石碑に興味を持つようになりました。やはり石でできた野天のものが好きですが、古い仏像もなかなかいいなとわかるようになりました。また、陶磁器も、韓国の宝とも言えるいろんな時代のもの、古い中国のものなど、たくさんの展示品を見て、ちょっといいなと思い始めました。「好きなの3つ、持って行っていいよ」と言ってくれたら嬉しいなと思いながら見学を終えた最終日です。
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