すばらしい韓国の食事571 タバンカッピ
廣川のタバンの話が出たのでコーヒーの話です。一昔前までは韓国でコーヒーと言えばインスタントが当たり前。そこに砂糖と粉末クリームをたっぷり入れた濃厚な甘い奴がタバンカピ(茶房コーヒー)です。昔はインスタントコーヒーの瓶も一般的だったのだと思いますが、やはりこの10年、個人消費用にはこんなスティックの1杯分ずつの分封がポピュラーになってきています。
これでもというと失礼になりますが、3枚目の下のパックのように一応考えてあり、開け口側からコーヒー、クリーム、砂糖と順番に詰められており、あまり甘くしたくない場合は3分の2くらいで粉を出すのをやめて作る、そんな工夫がされているようです。まぁ、私は何でもいい派、全部入れて、甘くて濃いいタバンコーヒーをたまにですが飲んでいます。
1,2枚目がたぶんベストセラー「チョイスカピ」と言われる「テイスターズチョイス」。3枚目、ゼネラルフーズのマキシムもあるし、ココアもあったり。スーパーへ行けばいろんなのが大箱で売られています。軽いものなので案外お土産に面白いかもしれません。書きましたっけ?この春に延大歯科大の口腔生物学(解剖学)教室にお邪魔した時に聞いた鄭ハンソン教授ニムの話では、留学生の帰国時の土産に大量に買って行く人が多いとか。案外コーヒーの生産地の国で人気だったりすると面白いですね。
ここ数年、あちこちにできたコーヒーショップでの本当のコーヒーは「原豆カピ(ウォンドゥカピ」と言います。でも、そのうち、原豆という言葉もなくなって、それが普通になってくるのではないでしょうかね。
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コメント
こんばんは♪
普段はブラックですが、韓国に行くとこのあまーいコーヒーを頂きます。
以前知人が《원두커피를 탔어요》といれてくれたのはいいのですが、ほうじ茶を水で倍に薄めたような色で、味なんて・・・香りなんて・・・でした。
やはりまだ入れ方をご存じないのか、向こうではそれが
《원두커피》なのでしょうか?^^;
投稿: こゆみ | 2010年12月21日 (火) 18時25分
コメントありがとうございます
韓国、やはり原豆が高いのだと思います。一般家庭ではまだまだインスタントが幅を利かせているのではないでしょうかねぇ。お茶、コーヒーをいれてくれる、その気持ちを受け取る、これも一種の茶道かな?なんても思います。
そういえば、先日、学院の授業でも話が出たのですが、飲み物を「入れる」というけど、なんか、原豆コーヒーの場合は違う動詞になるだか、それがお書き込みにある、「タダ」なのかな?と思いだしました。ノートが家にあるのでわかりません。
コメント、大変嬉しいです。また何か感じられた点、教えていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
投稿: おとう | 2010年12月22日 (水) 08時39分