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2010年12月29日 (水)

普通の韓国を探して3083 じっくり見てみたい場所 구문소

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タイトルのハングル、「クムンソ」と読みます。前にこで、韓国の「沼」という感じの意味は日本とはちょっと違って滝壺などの流れがゆるやかになった深い部分を言うのではないか?と書きましたが、漢字だと「求文沼」となる地名です。

 場所は江原道の太白市。今の太白駅がある黄池(ファンジ)洞とはかなり離れたほう。昔韓国最大級の炭鉱があった街、長省洞の端、最寄り駅は銅店駅です。最初に見たのは90年代後半、当時は中央線にもセマウル号が走っていたので、清涼里から安東行きセマウルで栄州泊。翌朝の市外バスで太白へ山越えをした時なのですが、道路が小さな岩の尾根をくぐるトンネルになっている部分、何とすぐ脇を流れる川もその岩尾根を貫通するトンネルになっていたのでびっくりしたのです。さて、自然にこうなったのか?どうも、川の流れが岩尾根を貫くのは、自然には難しそう。とにかく、山好き地図好き、岩山好き、変わった地形が好きな私にとってはとてもうれしい風景でした。

 栄州から太白行きのバスなんて、あまり乗る人はいないでしょうし、けっこう利用客も多いであろう中央線太白線嶺東線の汽車が通る場所でもありません。1日に数本しか汽車が通らない嶺東線の区間を乗ったことがある方は鉄道ファンか、よほどの物好き。汽車の窓からの写真なので、あまり鮮明ではありませんが、これ、その「求文沼」の川のトンネルのものです。

 左に見える道路のトンネルは、新しいトンネル。昔は1本だったのが、今は2本掘られています。その右手、橋のところの小さな岩尾根の部分を古い道路と黄池川という川がトンネルになって貫通しています。川はすぐに手前を流れる鉄岩川と合流して、洛東江と名前が変わりはるばる釜山まで流れていくのです。江原道の太白あたりの水が釜山のあたりまで流れて東シナ海に注ぐ。何だかこれも、想像しにくい話です。また、現在の太白市の中心、黄池洞の名前の由来でもある黄池という泉が市内にあり、底の水も洛東江の水源の一つだとか。ゆっくり歩いた経験が無い炭鉱の町だった太白、いつかゆっくり行ってみたい場所の一つ、そしてこの求文沼ももう一度近くで観察してみたい地形です。

 冬休み期間の特別小ネタでした。

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