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2010年12月12日 (日)

すばらしい韓国の食事570 瑞草洞・日式가게 「漁夫」

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 李準圭先生のオフィスでの見学、研究打ち合わせの後に移動した南部ターミナルそば、瑞草洞の日式店「漁夫」での会食です。いろいろ出てくるのですが、どうもまだ片手くらいの経験ですので「日式(イルシク)」というのをつかめていません。高級店はそれこそ高いそうですが、幸い、庶民的な店ばかり連れて行ってもらっています。最初にアワビ粥が出てきて、酒を飲む準備のためにそれを食べるというのはお決まりなのかもしれません。

 その後出てくる料理の数々、店によっても違いますが、天ぷらも出たり、カニも出たり、、、いろいろ。必ず出るのは刺身盛り合わせと焼き魚の類。4枚目の真っ赤なヤンニョムクイは鯛でした。ここまで赤いのを塗られると何の魚かわからなくなります。似てるけど違う、面白い点です。刺身盛り合わせはなかなかでした。1人だと食えない「フェチプ(刺身専門店)」の刺身とは違い、活魚ではなく「モドゥム(盛り合わせ)」で出てきます。

 何度か書いているように、刺身、魚が生きていたから美味しいという訳ではないですよね。特に白身の魚は少し冷蔵庫で置いた方が美味しくなります。16万のタグムバリ(アラ、クエ)も刺身よりメウンタンのが旨かったのは前に書きましたが、この刺身、美味しかったです。

 最後は、これは普通のニシンの焼き物。でも、やや高級とされる「日式」で、普通のニシンの焼いたのが出るのはなんか日本人には違和感があります。でも、このにしんも美味しかったです。思うに「日式」って、最初の鮑粥に象徴されるように、接待とかの飲み会の食事なのではないかな?私の場合は食い気が中心ですが、3人で、主に私のこと、いろいろ話した楽しい会食でした。

 宴もたけなわと言う頃、ちょっと化粧室に、と言って席を立って計算をするのは韓国のやり方なのでしょう。なかなかスマートだなって思います。レジの前で俺が私が、とか騒ぐのは「멋」が無い行為なのでしょうから。

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