すばらしい韓国の食事583 安くて美味しい소래の 갈매기살
前に楽園商街そばの店舗を紹介したプソクコギの店、「ソレ」のカルメギサルです。食堂アジュマに頼んでの焼肉昼食でした。やはり以前に紹介した「トゥンタンジ」同様に、豚の内臓肉などを安く提供するチェーンの焼肉屋です。
韓国の卒業式、2月の10日前後が多いとのことで、そんな式を終えた風の高校生のグループ、親子なんかでかなり賑わっています。1つの肉は500gとか600gもあり、2人分かな?それで10000Wちょっとですので、気楽に行ける安い焼肉ということなのでしょう。不景気の韓国でここ1~2年、すごく増えています、こういう店。「プソクコギ」って「付属」かと思ったけど違うみたい。どういう意味か、、、わかりません。
注文はカルメギサル。豚のハラミでしょうか。細長いのをぶつ切りにした感じ。90年代に李準圭先生のオフィスのスタッフと一緒に江南は瑞草洞で食べましたがあの時は塩味。この「ソレ」は少し甘いもみだれで味が付いています。焼き始めて、やはり豚はよく焼いてからとのことで、5枚目でオーケー。最初はそのまま味わいますが、軽く甘じょっぱい味付けがなかなか行けます。脂はほとんどなく、かといってもも肉とかのようにパサパサでもなく、きめ細かいハラミ、美味しいです。
1枚目は最初に出るおかずです。豆もやしはごく普通のもの。肉が焼ける前につまむ感じです。薄切りの玉ねぎはちょっと酸っぱい芥子味のたれに入れてとのこと。7枚目が入れたところですが、これが後で気づいたのですがなかなかよかったです。
何でも食う私ですが酸っぱい味があまり好きでありません。酢のものとか、食べますが、特にありがたくありません。そのままか、醤油味が好きなのです。焼肉に酸っぱいつけだれ???と思いましたが、生の玉ねぎを入れて、肉と一緒に食べると口内がさっぱりして食べやすくなります。甘さと、醤油味、香ばしい香り、そして少しの酸っぱさと玉ねぎの香り、実に見事な調和です。たいてい肉を残すけど、ここではご飯も肉も全部美味しく平らげました。チェーン店の強みか、よく研究された味、システムだと感じました。
この「ソレ」、ソウル市内のあちこちにあります。安い店なのでたくさんのパンチャンとか葉っぱは出ませんが、安く肉をというのにぴったりです。帰ってきて検索したらソウルナビなど観光サイトにも紹介されています。へたなガイドブック店よりも、ネット有名店よりもお勧めかなって思います。いいですよ、「ソレ」の焼肉。カルメギサルの他にもトゥンタンジ同様のコプテギ、コプチャン、おっぱい肉などの盛り合わせもあるし、とにかく安く美味しく豚の焼肉を、という店、流行るのもうなづけるなと思った味、そして値段でした。コンギパプ、テンジャンを頼んで17000W。今のレートで1300円。1人650円で美味しい焼肉、日本では考えられません。
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コメント
こんにちは。
この店ちょくちょくお世話になりました。
安くて美味しいですね。本店は回基にあります。
店舗によってパンチャンの味が
エライ違うのに驚きます。
プソクコギは付属肉の理解でいいみたいですよ。
メニューはカルメギ(豚のサガリ肉)と
プソクコギ(豚の内臓や皮)の2つだったと思います。
そのまま肉の部位が店名になっているようです。
玉ねぎは美味しくて、いつも3回くらい
おかわりしていました^^。
投稿: ワッタカッタ! | 2011年2月16日 (水) 13時51分
ふしぎなのが《カルメギ》かもめと言う意味のカルメギとは別物なのでしょうか?
色んなサイトでカルメギサルと見た時に《韓国ではかもめも食べるんだ~?》と思っていました^^;
投稿: こゆみ | 2011年2月16日 (水) 20時38分
コメントありがとうございます
「ソレ」、けっこう有名なのでしょうね。「トゥンタンジ」というのに昨年春に行き、面白いなと思いましたが、「ソレ」はあちこちに増えているみたいです。
パンチャンの数は知りませんでした。またいつか他の店にも行ってみようと思います。あのサッパリしたつけだれ、いいですよね。
カルメギサルの名前の由来は知りません。細長いことに起因するのかな?ても思います。やや内臓ぽい感じはありますが、筋肉ではありますので、お試しください。きめが細かく、といって脂は少ないのでたくさん食べられるんですよ。
投稿: おとう | 2011年2月17日 (木) 09時25分