すばらしい韓国の食事580 마포궁중족발
「大統領の美味しい店」の最初の部分にあった孔徳市場へ行ってみた時の写真です。少し前にアップしたように、天ぷら(ティギム)専門店の「青鶴洞」を見たけれど、どうも1人で入る感じではありません。てんぷら専門店が2軒向かい合っているのは見ものではありましたが、このコンドク市場の名物は、というと、歩きまわって目立ったのは豚足煮込、チョッパルの店です。いくつも豚足の店がある中で一番大きく、流行っていたのがこの「マポ宮中(漢字不明)チョッパル」でした。
孔徳駅からこの孔徳市場へ来る時に通る道、やはり有名店である「マポチェデポ」というテジカルビとソグムクイが売りの豚焼肉店があります。行ったことがある方ならおわかりでしょうが、最初の店から周囲の店を買い取って広げて、直方体の展開図のように大きく発達した店なのですが、この「マポクンジュンチョッパル」も同様です。メインの厨房を中心にいくつかの区画に同じ店が広がっていました。冬ですので、通路から厚いビニールのテントで囲んだ店内、早めの時間だったのに半分以上埋まっている感じ。皆豚足で焼酎をやっています。
さて、前にここでも書いたかもしれませんが、豚足、美味しいのは皮の部分が比率的に多く、また筋肉も小さめのがいろいろくっついている前足なのです。これは韓国、日本を問わず、知っている人は知っている豚肉の秘密なのですが、韓国の豚足専門店、大と中と、場合により小があります。当然大が高くて中が安いのですが、大=後ろ足、中=前足だから美味しい前足のことを知っている人は中を頼むものだとばかり思っていました。この店のメイン厨房でアジュマに聞いたら、これ、大間違い。一番高い4万Wの大が前足中心。中の方が後ろ足だとのこと。やはり「うますぎる話は無い」という感じでした。
一人で食べて、余りを包装してもらえますか?と聞いたら渋い顔。これ、後でわかったのですが、豚足の肉だけでなく、野菜だのスンデだの、4万Wは高いけどすごく附属品が多いのです。包装=肉だけ、と私は思ったのですが、たぶんアジュマは全品を考えてくれたのでしょう。この店の豚足の食べかけでの包装はとても無理なのを後で知りました。 結局4万Wの大の包装を決めて、準備してもらってる間に写真を許可してもらい、ちょっと撮影させてもらいました。
繁盛店だけあってどんどん煮あがったばかりの豚足が運ばれてきます。これだけ売れている店であれば、常に出来立てを出せる感じ。流行っている店の強さでしょう。この後持ち込んだ鐘岩洞のホプ。いつもは全部くらい出してくれるのに、この豚足は半分も出てこなかったのは、、、やはりアジュマ達のおかずになったのかな??? それくらい美味しいチョッパルでした。またこれ、やるかもしれません。コンドクシジャンのチョッパル、お勧めできるメニューです。
しかし「宮中」でいいのかな?王様は豚足など食べそうにないですよね、、、
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コメント
私もこの暮れにコンドク市場へ初めて行ったのですが、どこも湯気のたったチョッパルがゴロゴロしていて、それはもう「うまそう!」でした。ひとりだったので食べはしませんでしたが^^;
奨忠洞のチョッパル通りよりもいい雰囲気ありますね。
投稿: エクスプローラ | 2011年2月 2日 (水) 22時55分
コメントありがとうございます
美味しかったですよ。私はチャンチュンドンも、20年も前からガイドブックでは有名ですが、やはり量の問題で食べていません。広蔵市場だの、ホテルPJから忠武路駅へ行く道のコルモク市場だので食べていますが、やはり有名どころのそれも煮上げたばかりの物、美味しかったです。また次回もここで買って包装を持ち込んでっての、やりたいくらいですもの。
いろんな基本的ガイドブック、ちょっとマニア向けの食べ歩きガイドなんかも最近はたくさん出ていますが、結局ネタ元は韓国のネット情報ではないかと思っています。鄭なんとかさんはそれをうまくまとめて、取材して、というマメさで当てた感じです。 ジャンルを限る感じですがエクスプローラーさん、韓国食べ歩きの第1人者だと思っていますよ、私。テダネテダネ!です。
これからもよろしくお願いいたします。
投稿: おとう | 2011年2月 3日 (木) 07時30分