すばらしい韓国の食事602 2号線新堂駅 中央市場の屋台でコギアンジュとマッコリ
ソウル地下鉄2号線、新堂駅の北に広がる中央市場の入り口付近にいくつかある飲食屋台です。夕食のため、訪れました。「食事できます?」と一応尋ねて座ります。
何を食べようかな?と思いました。飯っぽいものではチャンチククスといううどんの汁にそうめんを入れたみたいなのがありますが、お腹に余裕があれば頼むつもりでマッコリとコギアンジュを注文。店のハルモニのほうから「5000Wオチ」だけどいいか?と聞いてきます。 「オチ」、学院で教わった懐かしいことばを思い出しました。「~分」とかいうときに使う言葉です。買い物の単位、量の区分を示します。もちろん、おーけーです。
1枚目、有無を言わさず最初に出てくるのがこのオデンクンムル。そして、長寿マッコリ。栓を自分で開けて、飲みながら待って、出てきたのが2~4枚目。このほかにキムチも無料で出てきます。モリコギも混ぜてね、と言ったら多めに切ってくれました。レバ(カン)、ガツ(胃袋)、鼻の部分、ホパ(肺)そしてモリコギだったかな?なかなか上手な味付けで美味しくいただきました。コギアンジュの「コギ」は「肉」、「アンジュ」は「肴」。スンデの店などで使われる言葉で、頭肉、内臓などの茹で肉盛り合わせというところでしょうか。
食べている途中、スンデの持ち帰りのお客さんが2件ありました。ここ、美味しいという評判なのかもしれません。ハルモニの応答、包装(持ち帰り、テイクアウト)は3000Wオチと5000Wオチがあるけどっちだ?と言っていました。お客さん、「内臓もたくさん入れてね」と言っていたのがなんか、微笑ましかったです。これも韓国の日常ですね。
しかしソウル、すごいです。マッコリの日付、当日の物です。ソウル市内にいくつかあるソウル濁酒の醸造所からトラックでさらにたくさんある町の販売所へ運ばれ、バイクだのでソウル市内の何千という店へ毎日運ばれています。その日に瓶詰めされたマッコリを3000Wで(コンビニで買えば1200Wとか)飲めるのは、マッコリファンにとっては最大の幸福でしょう。
最後の3枚はその店の様子。最後のやつ、ちゃんと毎日掃除しているのでしょうし、そういうふうになっているので否定はしません。でも、、、ペナン(背嚢=デイパック)を置く場所が無いのがちょっと困る私です。
この店でも隣のアジョシと仲良くなり、たくさん話しました。家はヘンダン洞、でも、生まれ育ちはこの黄鶴洞だとか。ノートに名前と電話番号を書いてくれました。「この次来る時は電話しなさい」という文句、何回聞いたことでしょう。数十人、そんなアジョシと屋台で知り合っています。
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