すばらしい韓国の食事625 釜山へ行ったら食べたいもの 밀면
7月にサンジュ(尚州)の専門店で食べて以来、好きになってしまった慶尚道の名物、ミルミョンです。ミル=小麦、ミョン=麺ということで、韓国戦争当時、蕎麦粉が無くなってしまったときに止むなく小麦粉で麺を作って冷麺のようにして食べたのが由来という話ですが、ソウルではまず見かけません。釜山へ行ったら是非と思っていました。
しかしこのミルミョン、釜山ならどこでもという感じではないようで、南浦洞あたりの繁華街をうろうろ、やっと見つけて、夜は焼肉なんかもやるような大きな店に入ってお昼ご飯で食べました。 冷やし中華ほど酸っぱくなく、別に食酢と芥子が出てきて好みで味を調えます。私はそのまま派ですが。
赤いスープですが、本当に元の酸味はわずかですし、辛くもありません。氷が浮いたスープなのですが、冷麺同様、冬の寒い時期でもオンドルの聞いた部屋で焼肉の後に食べたり、まったく冷麺と同じように親しまれているメニューのようです。2枚めは最初に出てくるユクス(肉水=スープ)、これは温かです。何か既製品、ダシダっぽいような味もしますが、具にするスユクを茹でたスープだけでは味気ないのでそんなのを足して調味しているのかもしれません。 とにかく、思いだしただけで食べたくなる、そんな大好きなメニューが増えてしまいました。
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