すばらしい韓国の食事693 韓国ドラマはよくしりませんが
塩漬けした白菜に入念に調合、準備したヤンニョムをもみこむとき。別々に調理、味付けしたチャプチェなんかを混ぜ合わせるとき。そして、こんなナムルに味をつけるとき、ビニルの一回用手袋をしたアジュマが、自分でも食べてみてから周囲の人に一切れもしくは一つまみ手で食べさせる、そんなの、実際にもよくあります。 「お母さんの手の味」という言葉がありますが、そのまんま、それでしょう。箸やスプーンでなく、人の手で混ぜる。今でも韓国ではそうしているケースが多いように思えます。
同じ材料を使って同じように作っても、「お母さんの手の味」は格別と言います。人と人の間が近い韓国らしいあったかい表現のように思えます。これは、ただのシグムチ?それとも、コチュの間引いたやつかな?とにかく、美味しい野菜のおかず、嬉しいものです。
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コメント
本当の《손맛》は素手でないと出ないのでは?と言うのも、以前何かの番組でアガシとハルメがまったく同じ材料で分量で作ったのに、味が違ったそうです。もちろんハルメの勝ちですが^^
投稿: こゆみ | 2012年5月25日 (金) 20時50分
コメントありがとうございます
そうですね、「素手でないと」とは思います。最近の一回用ビニル手袋の普及は日本以上だと思う韓国ですので。
しかし、「オンマソンの味」のキーポイントも「混ぜる」の部分。韓食は混ぜるもの、混ざったもの、さもありなん、というところです。
もうすぐなくなってしまうのですが、4月に買ってきて自分で漬けなおしたカッギムチ、自家製セウジョッだの、ぬかみそ漬けのブロッコリーの茎を混ぜて菌を移植して、すごく美味しくなりました。汁も捨てたくないいい酸っぱさが出ています。自分で塩で下漬けして、何かまた漬けそうかなぁ。 美味しいキムチは宝物のように思えます。
投稿: おとう | 2012年5月26日 (土) 06時46分