すばらしい韓国の食事741 물곰,곰치,물매기,クサウオ
ここの古い記事でも、釜山でみかけた水槽の中の活けのクサウオの話。束草で食べた「ムルコムタン」の話がありますが、けっこうムルコム、普通に韓国では見かけられるのでした。タイトルのムルコム、コムチ、ムルメギは、地方ごとのいろんな呼び名だとのこと。ぐずぐずに崩れやすい水っぽい魚です。決して美味しいものではないと思うのですが、ヘジャンクッになるという話もあり、まぁ、身体にはいいのかもしれません。
これは忠南洪城の5日場でのもの。下段真ん中の魚がムルコム、日本で言うクサウオです。右手のむき身はバジラク(あさり)とミトドクと、、、何かな?赤茶色のたらいは活けの海産物が入っています。水産関係では韓国、いい材料がどこでも安く買える、そんな点、うらやましく思う食いしん坊のとうちゃんです。一度写真をアップしてみましょう。
右手のむき身はアサリと、ミトドクと、天然産の小型の牡蠣です。すごく味が濃くて美味しいです。長崎北部とか佐賀でも食べられます。水槽はアサリと、コマク(小型の赤貝)とホンハプ(ムラサキイガイ)。一番奥は大型の貝、タイラギかな?あとは、ナクチかムノ(たこ)の小型のか、生きているたこがどこでも売られていました。するめいかはこっち、西海のものではなく、東海のものなので、右のは解凍もの、左のは生のやつのよう。いずれも加熱用で、刺身は活けのをさばくのが韓国では当たり前です。「死んだ魚は生では食わない」、まぁ、鮪とかは無理ですが、基本はそんなでしょう。
市場を見ると、韓国に住みたくなってしまうのです。
| 固定リンク
コメント