普通の韓国を探して4185 日本では最近見かけなくなった「荒物屋」
若い人だと「荒物屋」という言葉自体知らないかもしれません。「金物屋」という言葉もあまり使われない今の日本です。そんな店、韓国では「鉄物(チョルムル)カゲ」とか、「鉄物チプ」、そんな呼び方をします。
気づいたのは大好きな映画「ラジオスター」。寧越のタバンアガシがラジオに出たとき、店のツケを払ってください、という台詞の中で「洗濯チプ」の何とかさんとともに、「鉄物カゲ」だったか、「鉄物チプ」だったかの何とかさん、という言葉が出ました。すぐにはわかりませんでしたが、その後のシーンで、「鉄物カゲ」=日本で言う荒物屋、金物屋のことだと理解。映画も勉強になります。
今やあちこちに大型のホームセンターができています。コメリもムサシも新潟の企業。昨年学会で東北へ行ったとき、あちこちにコメリの看板があるのに驚きました。まぁ、雑貨も金物、工具、文具、何でもあり、便利だとは思いますが、町ごとに、商店街ごとにあったような、荒物屋、金物屋さんが消えてしまったのは寂しく感じます。
韓国語で철물가게、荒物屋のことです。写真はソウル、瑞草洞です。
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コメント
荒物屋さん、日本では死語となってしまったのでしょうか。40年くらい前にはホームセンターなんか無くて、荒物屋さんが近所に何軒かありました。
コメリって、新潟の企業だったんですね。こちら北関東でもよく見かけます。
投稿: つかまん | 2013年3月15日 (金) 14時06分
コメントありがとうございます
コメリ、農家向けに「コメのお金が入ったら払い」だかいうサービスもあったかと思います。また、巨大な店もあり、そこで売っているものだけで家1軒建てられるとか。だんだん個人の自営業、難しくなってきますねぇ。
投稿: おとう | 2013年3月15日 (金) 15時18分