すばらしい韓国の食事768 ソウルプルコギの看板
漢南洞のモクチャコルモクにあった食堂、「ソウルプルコギ」の看板です。
面白いなと感じたのは一番上のメニュー「パンメミル」とあります。「メミル」は蕎麦のこと、まぁ、ハングルを知らなくても見ればわかりますが、「パン」は何だろう?と思ったのです。
たぶんこれ、「板」ですね。わかってみれば他でも「板メミル」という言葉、見かけたことがありそうです。「冷メミル」は「つゆの多い、冷やし蕎麦」、それに対し単に「メミルククス」が、ざる蕎麦だったりしますが、「板」のような「簀子」にのった蕎麦=板メミルなんでしょう。
その下のメニューも面白そう。2番目は「ネンビプルコギ」。「ネンビ」は固有語の「鍋」ですので、一人用の小さい鍋で作ったプルコギ。「トゥッペギプルコギ」という、やはり1人前のずつの土鍋のやつがありますが、それの鍋版が「ネンビプルコギ」です。
3番目のコムタンは普通ですが、4番目の「ソ補身湯」も珍しい言葉です。「補身湯」と言えば身体にいいケコギのスープ。それが「牛」という意味の固有語である「ソ」がくっついて、、、初めて見た言葉かもしれません。 まぁ、似たようなのに、「ヘジャンクッ」の話で、代表的なソンジヘジャンクッの他に、「コンナムル~」があって、「セコギ~」や、「タスルギ~」とかのいろんな種類があったり、ってのがありますからケンチャナヨなんでしょう。
最後はまた普通で、「牛プルコギ150g15000W」。一人分はダメなのでしょうが、韓国を代表する、牛肉のご馳走の一つ、プルコギです。昔は日本同様に牛肉は高級品で、めったに食べられませんでした。そんな時代からの家での牛肉のご馳走。今でも韓国の人には人気のメニューなのでしょう。 我々観光客の目から見ると、どうも、、、焼肉のがご馳走らしく感じますけどね。
「深」という看板はカラオケとありますが、やはり「団欒酒店」と併記してあります。漢南洞と言えば日本人駐在員向けの店が多かったという地域。今はほとんど無くなったという話ですが、残っている少し、の中の一つがここなのかも。梨泰院の通りにある観光客向けの日本カゲとは違うんでしょうが、普通の観光客ではない私も日本男子、一度行ってみたいものですね。
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