すばらしい韓国の食事824창령오일장 수구래국밥(昌寧五日市 スグレクッパプ)
昌寧、창녕?창령?自信ありませんが、これ、「すばらしい韓国の食事300」と同じ写真です。
昔の記事だと、料理の名前がわからずに「ソコプテギクッパプ」なんて書いていました。ソ=牛、コプテギ=皮のクッパプなんて自分で料理名を作ってしまいましたが、これ、「スグレクッパプ」です。
ソウル到着後、李準圭歯科で研修、その後、江南大路沿いの「トゥオリ」で会食の後、高速ターミナルから深夜優等バスで馬山高速ターミナル。タクシーで駅近くの馬山市外バスターミナルへ行くも、早すぎてバスターミナルも開いていませんでした。幸い、ソウルよりずっと暖かい慶南。2月の早朝、カバンを担いで行ったり来たり。5時の慶全線始発、テグ行きに乗り、密陽下車。タクシーで密陽のなんとか楼を見て、その後は歩いて密陽市外バスターミナル。一番のバスで釜谷温泉経由で昌寧。昌寧の町と偶然であった昌寧五日市を見て、遅い朝食を五日市のジャントにできた露店の食堂で食べたのです。
当時はまだ言葉もあんまり。露店のアジュマにこの肉は何?と拙い韓国語で聞きつつ頂いたのですが、要は牛の皮の下の部分、脂肪を含む結合組織がスグレ(ソグレ)です。
牛は現在の自動車兼トラクター。めったに食べられるものではありません。たまに死んだ牛が出ても、肉はお金持ち、庶民は内臓とか、このスグレとかを喜んで食べていたのだと思います。
大鍋からトゥッペギによそって、タデギ(赤青唐辛子)を振りかけて私の前に出てきた慶南北部、慶北南部の名物、庶民の味、スグレクッパプです。ふわふわっぽい結合組織でも牛の味は充分楽しめます。今年もこれを味わうべく、馬山から昌寧、玄風と五日市の開催場所を求めて行ってみたら、小さな市なのでもう開催されなくなっていた。そんな話は今年初めの記事で書きました。
韓国の肉牛の皮下結合組織であるスグレ(ソグレ)、確実に食べられるのは、私が知ってる場所ではソウル、清涼里駅前、現代コア下の食堂街にある「スグレハルモニチプ」です。最近行っていませんが、スグレクッパプも出したら?と言ってみようかなぁ。ハルモニ、元気かなぁ。
| 固定リンク
コメント