すばらしい韓国の食事911 素材はすごい韓国
1枚目はやはりロッテの地下、鮮魚売り場。トリガイが山と積まれて売られています。日本で売られてる状態は脚部分だけですが、もう少し身のほうまでくっついています。多分、加熱調理用です。
昔は日本でも豊富で特別高い貝でもなかったのですが、最近は獲れなくなってあまり見かけません。若い人だと食べたことない人、知らない人も多いかもしれません。韓国の西海岸の海の豊かさを感じます。
こちらは黄鶴洞の中央市場。立派なタイラガイの貝柱は見る度に欲しくなります。でも、さばいてこんな氷水に漬けて売ってるので加熱して食べるのでしょう。チョゲクイ(貝焼き)の店でも出てきますが、韓国ではヤンニョムクイだったりします。そんなタイラギ(タイラガイ)も昔は東京湾でいくらでも獲れた貝。こちらも知らない若い人が多いと思います。
2番目は加熱用のナクチ。中国産の冷凍ものかもしれません。生食用よりもずっと大きいのが特徴です。
そして右手にピチョゲ(アカガイ)とコマク(サルボウ)。赤貝の方は季節が限られ、冬場のものですが、小さなコマクは年中あり、そこらのパンチャンチプ(おかず専門店)でも売っていますし、食堂のペクパンやテンジャンチゲのおかずに醤油漬けで出てきたりします。
何度か聞いていますが、アカガイも加熱して食べるとか。何だかもったいないように感じます。韓国、貝に関してはすごい資源保有国でしょう。だのに、西海沿岸では干拓が盛んだったり。貝の宝庫である干潟がどんどん減っています。人口が減る国で土地を広げてどうすんの?って思います。
余談ですが、奥の水槽、活けのナクチ1匹が脱走しようとしています。液体のようなタコの身体、薄い隙間からでも出られると言いますがさて、成功するのかな?
韓国、海産物に関してはすごい国です。うらやましく感じます。
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