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2019年1月22日 (火)

普通の韓国を探して6625 日帝残滓一掃 萬升面→廣惠院面

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 タイトルは大仰ですが、写真はマッコリの瓶。長寿だったと思うけど、京機道の抱川市永北面雲川里のコンビニで買ったもの。 さて、どこの醸造所だろう?と思って見たらなんと忠北鎮川郡廣惠院面とあります。

 何度も行ってる独立記念館。普通は天安から行くのでしょうが、東ソウルから市外バスで鎮川、並川でスンデクッパプの朝ごはんを食べての訪問をしたことがあります。その時の経路に利川で高速を下りて少しだけ安城の方へ走った後南下。クヮンヘウォンという町を通ったので覚えていました。

 近くに長湖院がありますが、私がごくごく初期に出かけて、泊まった地方の町の一つ。「院」という文字の付く地名は「何かあるな?!」って思わせます。

 で、確認のために漢文版の地図を見たら鎮川郡に萬升面とあり、そこの中心が廣惠院。1992年の古い地図です。あれれ?と思って2009年の漢文版を見たら、「広恵院面」とありました。

 もしかしたらこれ、日帝時代に日本が付けた名前が萬升面で、日帝の名残を無くそうということで昔からのクヮンヘウォンにしたものだと思われます。

 今アップして大きな写真を見たら確かに「ソウル長寿株式会社」とあります。長寿、ソウル以外でも作ってるんですね。でもなんで忠北の工場で瓶詰されたのが京機道の北端のここで売られてるのかなぁ?

調べてみたら2000年に萬升面が廣惠院面になったそうです。便利な世の中ですねぇ。でも、お年寄りとか、その分野に詳しい人に聞くとか、そういうのが減るのはなんだかなぁっても思います。みなネットで済んでしまうとね。

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