とうちゃんの自転車日記２４０２ ジェーンバーキンさん亡くなる

　昨日の午後、何度もニュースに出ていた外国の女優さん。何百万円もするカバンの名前になった方と報道されていましたが、顔貌写真がしばしば。

矯正専門開業医なのでついつい歯を見てしまいますが、若い時から正中離開（上の前歯の間の隙間）があったんですね。それが加齢とともに大きく、離開が進んでいるのがよくわかりました。

いくら気を付けていても咬合高径（臼歯部の高さ）は少しずつ低下→下顎前歯が上の前歯を以前よりも押すように→歯の大きさが変わらなければ上の前歯にスペースが生ずる。

ここから追加、上の歯が前に押されて隙間が生ずる方もおられますし、上の歯が強力な場合は下の前歯の凸凹が生じることもあります。両方の人もいます。

若い頃は上の前歯にスペースなど無かったのに、だんだんコンタクトが緩くなり、隙間が出てきた、、、中年女性に多いかと思います。

　韓国ではこれ、お金が貯まらないって気にする方がおられるそうです。中国でもそうかな？

　例えばサンコンさんでしたっけ？人種によってはスペースが余っているのが正常で良い歯並びとされることもありますし、叢生（凸凹）と違って機能的な問題点は殆どありません。

　歯並びはほぼきれいで、正中離開。上の前歯の真ん中のスペースを気にされなかったバーキンさん、なんだか少し尊敬します。